ここで、錆びるときの鍵、また錆びの進行を止める鍵について
https://www.science-kido.com/single-post/plinciple-iron-rust/
Sience Kido
サイエンス・コミュニケーターさんの記事から 引用します。
引用は文章のみです "から ” まで
”なぜ鉄は錆びてしまうの?錆びるとは?
鉄でできた看板などを見ると錆びができてしまっていると思います。
なぜ鉄は錆びてしまうのでしょうか?
錆が進行してしまうと、鉄はボロボロになってしまいますよね!なんとも厄介です。なぜ鉄は錆びてしまうのか?解説していこうと思います。
1.なぜ鉄は錆びてしまうの?
鉄はもちろん鉄
原子が集まってできていますよね。
この鉄原子は原子番号は26番で、Feと表されています。鉄原子は普段、お互いに手と手を取り合って安定した状態になっているのです。
しかし、雨や酸などの外的要因が加わると錆びてしまうことになります。
では、錆びるとは一体どういうことでしょうか?
それを理解するためには少し原子のお話をしなければいけません。
原子は原子核の周りに電子が周ることでできています。
電子はマイナス(ー)を持ち、逆に原子核には陽子と呼ばれるプラス(+)があります。
この電子(ー)は出て行ってしまったり、余分に持ってしまうことがあるのです。
原子が電子(ー)を余分に受け取ってしまい、電子を多く持つ原子を『マイナスイオン』と呼んでいます。マイナス(電子)が増えた原子がマイナスイオンなんですね!
反対に、電子を失ってしまった原子は『プラスイオン』と呼ばれます。
マイナス(電子)がへってしまった原子はプラスイオンということですね!
鉄が錆びることにはこのようなイオンが重要になってきます。
鉄原子が手を取り合って並んでいるところに水がやってきたとします。
すると鉄原子のもっている電子が水に奪われてしまうのです。するとどうなるでしょうか?
鉄原子が電子を失うということは、プラスイオンになるということですよね!
つまり、水のせいで鉄原子は鉄イオン(Fe2+)になってしまうのです!
一方、鉄から電子を奪った水でも変化が起こります。水では鉄から電子を奪ったせいで、マイナスを持つ水酸化物イオン(OH-)ができます。
この後さらに鉄は電子を失い、OH-とくっついてしまいます
(Fe(OH)3)。 最終的に水分(H2O)は抜けていき、皆さんが良く知る赤錆び(Fe2O3)になってしまうのです。
赤さびができてしまうと鉄はどんどんボロボロになってしまいます。
水分によって鉄がイオン化し、酸素と結合してしまうので、赤錆びになっていたのです。このように酸素が他のものにくっ付くことは
酸化と呼ばれています。
つまり、鉄(Fe)は酸化されて錆(Fe2O3)に、姿を変えていたんですね!"
ここまでの説明から明らかになってきた重要な鍵があります。
それは鉄が錆びるときに、
水に電子を奪われてしまうことが
赤錆の原因だということです。
言い換えれば、「水が電子を奪わなければ、鉄は錆びない」
「水が電子を奪わなければ赤錆の進行は止まる」という事です。
これが可能になるたった一つのケースがあります。
それは・・・「水が圧倒的に大量の電子を持っていて、
鉄から電子を奪う必要がない場合」です。
いや、むしろ「電子は沢山くれてやる!」という水の場合です。
これは夢物語ではありません!
株式会社クリスタル研究所はすでにこの水を
提供しています。
高純度電子水装置サイクルイオン
が
圧倒的に大量の電子を持つ水を好きなだけ
生み出す装置です。
次ページでサイクルイオンのご紹介をしておりますが
その前に
もう一つ重要なこと:
黒錆についてもご覧ください。
1. 黒錆に変化する化学式
先ず、鉄が赤錆に変わる化学式です
4Fe + 3O2 + 2H2O → 4FeO(OH)
(鉄) (酸素) (水) (オキシ水酸化鉄(赤錆))
この赤錆は電子(e-)の供給を受けますと、
結合していた
酸素(O)と水分子が切り離されます。
赤錆は還元されて
粒子の細かい硬い
黒錆(マグネタイト)へと変わります。
6FeO(OH) + 2e- → 2 Fe3O4 + 2H2O + 2OH-
(赤錆) (電子) マグネタイト(黒錆)) (水) (水酸イオン)